4月に入りました。

まだまだ、花粉症にお悩みの方は多いようです。

花粉症がひどく、家にこもりがちになって太ったという相談をいただくことがあるので、ダイエットや整体とは関係ないと思うかもしれませんが、ここでも対策をお伝えします。

僕自身、幼少のころからアレルギー体質で、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどをひととおり経験しています。。

ところが、花粉症というのはなったことがありません。

厳密にいえば、花粉症「らしき」症状は多少ありますが、僕は「本来、花粉症なんていうものはない」と考えているのです。

僕らが子供のころは、今よりずっと花粉の量が多かったはずですが、花粉症などという話は聞いたことがありませんでした。

いったい、いつから「花粉症」なんていう症状名が出てきたのでしょうか?

花粉症の正体

花粉症の正体はなにか?

それは「からだの解毒と浄化作用」です。

春になると、一気に身体がゆるみ、細胞などにたまっていた毒素や老廃物を身体からいっせいに出そうとします。

粘膜や皮膚は、その出口になります。

だから、かゆくなったり、くしゃみ、鼻水が出たりするのです。

きっかけは、粘膜などにくっついた花粉(+公害物質)などの刺激への身体の反応ですが、本来は軽くすむレベルのものです。

からだの解毒や浄化が必要な人ほど、症状も激しく出ます。

つまり、

春の身体クリーニング

が必要な人ほど、花粉症的な症状も強く出る傾向がある、ということなのです。

太りやすくやせにくい体質の人ほど、花粉症も出やすい傾向がありますが、代謝が低めのため、日常的な浄化がうまくいってない可能性があるからです。

もうひとつの花粉症の正体。

それは「花粉症グッズを売るための戦略」です(きっと)。

花粉症対策

いよいよ、花粉症の対策です。

まず、「花粉症」ということばに必要以上にとらわれないこと。

同じ環境で生きていても、まったく花粉症の症状など出ない人もいます。

花粉症、花粉症と大騒ぎすることで、症状はよけいひどくなります。

身体が今、クリーニングが必要なんだ、と考えること。

となると、身体のクリーニング、浄化がもっとスムーズにいくよう、助けてあげればいいわけです。

花粉症的症状がひどい方は、体質改善、ライフスタイル改善が必要ということです。

まずは食事です。

・マーガリン、ショートニング、時間がたった揚げ物、その他質の悪い油を避ける

・オリーブオイルはOKです。

・新鮮な生の野菜、果物を積極的にとる。サラダはドレッシングなどはいちいち気にしない。

とにかく野菜をたくさん食べてください。

・(むずかしいかもしれないけど)食べすぎない。できるだけ胃腸をやすめおなかを軽くする。

⇒消化吸収に使うエネルギーを節約して、浄化にエネルギーを集中できるようにする

花粉症がひどい人は、まず、食べすぎていると自覚してください。

身体の処理、浄化がおいついてないので、症状として出すしかないのです。

それほど食べてないという人も多いのですが、活動量とくらべるとどうですか?

たいして動いていなくてふつうに食べていれば食べすぎです。

時々、食事をごく軽くするか、1~2食くらい抜いてみてください。

お水はしっかり飲んで下さい。

その他

・身体を積極的に動かして代謝を上げる。ストレッチでもOKです。

・外に出たくないと家の中でじっとしていると回復が遅くなります。

・ビタミンを多めにとってください(総合的に)

・肝臓や腸のために、もずく酢をおすすめしています。

・睡眠を充分にとる。鼻づまりなどで寝れない方は一時的な対症療法(薬など)も必要です。

・薬を否定するのではなく、依存しすぎないように使いながら体質改善も同時におこないましょう。

・身体のゆがみは代謝の低下につながり、花粉症を悪化させる可能性があります。

・サロンに長年通っていただいている方は花粉症知らずの方も多いので、やはり日常的な身体のメンテナンスは花粉症にも有効と思います。

今回お話したことを実践されてもなかなか改善されない場合、いつでも私、ヒロにご相談くださいね。