昨日サロンにいらしていただいたNさん。この状況でもほとんど変わらずサロンに来られ、朝は仲間と5キロくらいマラソンしてきたそうです。

サロンに来られたときは、毎回、ボディメイクトレーニングをおこなうので、昨日はマラソン+ボディメイク、ということになります。

Nさんのマラソンやボディメイクをおこなう目的は、完全に「痩せるため」ではありません。

なぜなら、すでにほぼ、体重やコンディションを理想の状態にコントロールすることができているから。

一時的に体重が多少増えても、まったく気にすることもありません。

そのままもとの生活リズムにもどれば、すぐ体重も落ち着くことがわかっているからです。

痩せるために走ったり、トレーニングしたり・・・では、正直、キツイしつらいと思います。

そしておそらく、痩せたらやめてしまうでしょう。

キツイ、つらいことは、習慣化しにくいことがわかっています。

そして、やめてしまったら・・・

結末はもう、わかってますよね。

どんなに努力して痩せたとしても、戻るのは一瞬です。

 

 

 

 

 

 

この「ダイエットのネガティブサイクル」に気づいた人は、同じことを繰り返すことをやめています。

では、運動が苦手な人にとってはキツイ、つらいことでしかないマラソンやトレーニングをなぜ、Nさんはずっと続けているのか?

すでにほぼ理想の体型を手に入れ、キープし、セルフコントロールができるようになっているにもかかわらず。

そこには、さまざまな理由があります。

そしてその「理由」にこそ、僕がサロンで皆さんに提供している、

ダイエットしないで(ダイエットをやめて)痩せる

ための極意があるのです。

今回、Nさんがマラソンやトレーニングを続ける「理由」や「目的」については、ぜひご自身で考えてみてほしいので、あえて書かずにおきます。

ただ「痩せるため」ではないことだけは、お伝えしておきます。

ダイエットのために運動しているわけではないのです。

ちなみに僕も、サロンで「ダイエットのために」ボディメイクトレーニングを指導することはありません。

ダイエットのためのボディメイクトレーニングは、長期的にみるとほとんど意味がないことがわかっているからです。

知っておいてほしいのは、Nさんが決して最初から順調に今のような状態に至ったわけではない、ということです。

最初は、100グラム単位の体重の変化に気持ちも振り回されてしまう「完全ダイエット脳」の方でした。

そして、しばらくはなかなか思うように自分をコントロールできずにいました。

そこで僕は急遽、Nさんをはじめ当時ダイエットで試行錯誤していた方向けに講座をつくり、受講していただいたのです。

それも、Nさんがダイエット脳から脱出するきっかけのひとつにはなったと思います。

「ダイエット依存症」から抜け出す過程では、離脱症状がどうしても出てきます。

痩せたいと思えば思うほど余計に食べたくなる、という現実です。

この、ダイエット依存症から脱出できると、今のNさんのように、自分がやりたいことを自由にやって、好きなものを好きなときに食べて、理想の体型を保ちながら人生をおもいっきり楽しむことができるようになるのです。

これから、

リバウンド率の高いダイエットをやめ、ダイエットしないで痩せるプログラム

を、オンラインで提供していく予定です。