ダイエットと姿勢について、何回かにわたってお話していきます。

姿勢が悪いと太る理由

今回は「なぜ、姿勢が悪いと太りやすくなるのか?」ということについてお話していきます。

ちなみに、痩せていても姿勢が悪い人はたくさんいます。

そういう人は、けっして健康ではなく、頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、低血圧、胃腸が弱い、疲れやすく体力がない・・といった不快症状が多い傾向があります。

姿勢が悪くていいことはないのです。

では、なぜ姿勢が悪いと太りやすくなるのでしょうか?

そのおもな理由として、

内臓が下がり、内臓のはたらきがにぶるため代謝が落ちる。

・呼吸が浅くなるため代謝が落ちる。

・疲れやすくなり、身体を動かさなくなるため、ますます太りやすくなる。

他にもまだまだありますが、このくらいにしておきます。

では、姿勢が悪くなると太りやすくなる3つの理由について、よりくわしく解説していきましょう。

1)内臓が下がる

そもそも、姿勢が悪いということは、身体をささえるための筋肉が弱っている、ということでもあります。

肺や心臓といった臓器は、肋骨などの骨に守られていますが、胃や腸は筋肉でささえてあげるしかありません。

猫背の人は、身体を支える筋肉だけでなく、内臓を正しいあるべき位置に保つ筋肉も弱っている、と考えてまちがいありません。

ご存知と思いますが、いちばん下がりやすいのが「胃」です。

胃が下がると腸を圧迫して便秘になりやすくなります。

下腹がぽっこりしている人は、胃が下がっている可能性が高いです。

さらに、内臓をまもるために脂肪がたっぷりおなかまわりについてしまいます。

ちなみに胃が下がると、子宮や卵管を圧迫して、子宮筋腫や不妊などの原因になることもありますので、要注意です。

「胃下垂は万病のもと」なのです!

2)呼吸が浅くなる

猫背の人は、肩が本来の位置より前に出てしまっています。

整体をおこなうと、肩の前側や胸の筋肉がかたくなっているのがわかります。

これらの筋肉は、呼吸器系と関連しているものがあります。

呼吸に関連した筋肉がかたくなると、呼吸が浅くなります。

声楽家の方が、整体を受けると声が出やすくなるといいますが、それは呼吸器に関連した筋肉がゆるむからです。

呼吸が浅くなると身体は軽い酸欠状態になりやすく、代謝も低下します。

当然、太りやすく、痩せにくくなります。

3)身体を動かすのがしんどくなる

姿勢が悪くなると、「肩こり」「腰痛」「頭痛」「だるい」といった不快症状が出やすくなり、疲れやすくなることが多く、身体を動かすことがしんどくなってきます。

すると、運動不足になり、ますます筋力は低下、活動量も減ってさらに太りやすくなる・・という悪循環になります。

この3つの理由が、僕が今まで10年以上ダイエット指導をしてくる中で、太りやすく痩せにくい人に特に多かったものです。

姿勢が悪いと、ダイエットがうまくいかなくなるだけでなく、みため的にも美しくありません。

年齢より老けてみえてしまいます。

アンチエイジング的にも、猫背、よくない姿勢は大敵なのです。


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